敷地は、市の木「黒松」が所々に見られ、お屋敷街の風情が残る閑静な住宅地にあります。建物の配置計画は、北東側に駐車場、南西側に光庭を取り、二つの空地にどの部屋も面することで、採光や通風を確保しています。内部は、それぞれのスペースが平面的にも断面的にもずれながら繋がっています。家の中心にあるリビングは天井高さが3mあり、ダイニング、キッチン、趣味のスペースと空間が繋がり、半階上がった和室や寝室とは内部の窓で繋がっています。
- ■ 建築家 / 松尾 宙+由希 / 一級建築士事務所アンブレ・アーキテクツ
- ■ 場所 / 千葉県市川市
- ■ 竣工 / 2015年4月
- ■ 構造・階数 / 木造・2階
- ■ 建築面積 / 47.22m²
- ■ 延べ面積 / 87.22m²
- ■ 家族構成 / 夫婦
- ■ 写真家 / 川辺明伸