鉄骨造の二世帯住宅です。交通量の多い幹線道路である前面道路に、直に接しながら平穏に暮らすのは難しいと考え、道路と室内の間に緩衝帯としての外部空間を計画しました。厚みのある屈強な鉄製ルーバーは前面道路の騒音や視線と対峙しつつも、フィンの角度と間隔を調整することで、空や太陽、風に対してはオープンに抜けます。鉄製ルーバーに守られた屋外テラスと連続させた室内は、とても明るく開放的な空間です。
- ■ 建築家 / 鈴木竜太 田中匡美 / サンゴデザイン＋(株)フリークラウド
- ■ 場所 / 東京都練馬区
- ■ 竣工 / 2020年7月
- ■ 構造・階数 / 鉄骨造・3階建て
- ■ 建築面積 / 96.70m²
- ■ 延べ面積 / 151.94m²
- ■ 写真家 / 淺川敏
